三重県津市にある三重県教育文化会館は、みなさまの文化活動の拠点として、各種会議の場(貸し会議室)、ホテルへの宿泊など幅広く利用されています。
    JR・近鉄津駅正面玄関から徒歩5分という交通至便なところに位置し、冷暖房をはじめ各種の設備・備品も完備しています。
    6階多目的ホール、3階・5階には、大小あわせて7室の会議室を備え、発表会・各種の会議・講演会・研修会・パーティーなど幅広くご利用できます。
    ホテルいせわんは、落ちついた色調とインテリアの都会的センスのホテルで、ビジネスホテル並の料金で宿泊できます。
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    2010年2月

    雪の路地乱歩生誕地へ細し
    (坂口緑志)

     名張市は1636年(寛永13年)藤堂高虎の次男、藤堂高吉が支藩城主として移封されてより急速に伊賀の中心都市として発展した城下町である。
     現在は周辺に近畿圏有数の団地が開発され近郊型都市として知られるようになったが、藤堂家屋敷などの旧跡の多い旧町地区は田山花袋の名作『名張少女』の舞台にふさわしい古雅にして素材な城下町の風情を今も色濃くとどめている。
     文学者といえば日本の推理小説の先駆者とされる江戸川乱歩もこの町の出身者である。彼は本名平井太郎、1894年(明治27年)この町で生まれた。新潮社の『日本文学大辞典』には津市で生まれたとあるが乱歩自身の著作『我が夢と事実』には名張で生まれたと記している。
     名張市新町の跡地に面した生家跡とされている空き地には生誕地記念碑が建てられている。冒頭の句は古い商家や酒造家の酒蔵などが建ち並び、大正や昭和前期のロマン漂うこの碑の周辺の風情を具現している佳句である。
     作者は本名坂口勉、元高校教員、在籍中から俳句に親しみ『教育文芸みえ』の俳句部門選者として後進の指導にあたられた。現在は俳句同人誌『深雪』を主宰され三重を代表する俳人の1人として活躍されている。

    三重歳時記 / © 小倉 肇 2010
  • 2012.01.27    三重歳時記「雪路」(2010年2月分)掲載
  • 2012.01.27    第4回 文化祭 活動報告

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